青色を呈する試料の測定方法

 

青色を呈する試料の測定方法

 ウムラックATの使用方法において、試料量は10%DMSO液、水溶液の場合は10µL、100%DMSOで溶解している場合は1µLを推奨しております。
よって測定液量は試料量10µLまたは1µL、テスト菌液100µL、基質液100µL、
停止液100µLとなり、試料は下記のように希釈されます。
試料量10µLの場合310µL /10µL 31倍希釈、
試料量 1µLの場合301µL /1µL 301倍希釈、すなわち、試料液が青色を呈し、例えば測定波長620nmでの、その溶液自身の吸光度が0.310であった場合、試験測定の吸光度に対して、青色として
試料量10µL採用時は31倍希釈されているため、0.010の値が付加されており、試料量 1µL採用時は301倍希釈されているため、0.001の値が付加されることになります。
(Beerの法則)

よって、試料液のみを空Wellに310µL加え(Lambert-Beerの法則を適用)、試験時の測定波長で吸光度を測定し、希釈倍数で割って算出し、測定した吸光度から引いた補正をおこなうのも、ひとつの方法だと考えます。

■参考資料

吸光光度法はLambert-Beerの法則に基づいて測定する測定物質を定量する分析方法。

Beerの法則;
媒体(液体や気体など)中に存在する測定物質の粒子(分子または原子、イオンなど)の数を定量することを目的として、媒体中に特定波長の電磁波(紫外線、可視光線、赤外線など)を入射透過させると、その測定粒子密度(濃度)に比例して電磁波が吸収される。

Lambertの法則;
測定粒子を一定とした場合には電磁波の吸収される度合い(吸光度)は電磁波が透過する媒体の厚さに比例する

出典:臨床化学   斉藤正行、丹羽正治 編  講談社

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